日本の景気は踊り場にあると言われていますが、そんな状況だからこそ安定した職種を希望する若者が多いのではないでしょうか。将来を見越して資格を取得するのであれば、医療系の資格が最も有望と言えるのではないでしょうか。中でも人気が高いのは、薬を専門に扱う薬剤師だと言えます。全国的な有資格者の不足が続いていて、国の方針もあって薬学部の新設や定員を増やす大学が増えています。もちろんそれ自体は素晴らしいことですが、懸念されているのがレベルの低下ではないでしょうか。薬を扱う仕事なので、ミスは絶対に許されません。質の低い薬剤師が増えることで、不利益を被るのは患者さんではないでしょうか。質と量をキープすることは難しいことですが、それを成し遂げなければ日本の医療は衰退してしまいます。
とりわけ深刻なのが、新設される薬科大学のレベルだと言われています。偏差値にばらつきが出てしまい、国公立との難易度は全く違ってきているようです。国公立の平均偏差値は60前後ですが、新設の私立大学の場合は50を切ってしまうことがあります。数字だけで全てを見透かすことは出来ませんが、不安に感じる医療関係者が多いのは事実ではないでしょうか。国家試験の突破率も、微減の状態が続いているようです。一度薬剤師を目指すと、なかなか進路の変更が難しいと言われています。在学の六年間は、わき目を振らずに勉強に打ち込むことではないでしょうか。国家試験を突破すると、引く手あまたの就職先が待っています。少し前までは病院に就職するのが当たり前でしたが、近年は調剤薬局やドラッグストアが増えているようです。
医薬分業制度が導入された影響で、調剤薬局の数は右肩上がりで増えています。夜勤もないので、若者の就職先として高い人気を誇っています。ドラッグストアも同様で、他の職種に比べると高い年収が見込めます。初年度の年収が400万円を超えることが珍しくありませんし、待遇面では恵まれていると言えるのではないでしょうか。アルバイトやパートの時間給も、平均すると2500円だと言われています。通常の非正規雇用に比べると、三倍以上の金額になることがあります。引退もありませんし、不況に強い資格と言えます。
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